全国高体連ボクシング専門部について

専門部長あいさつ

公益財団法人 全国高等学校体育連盟ボクシング専門部
部長 永本 浩一(兵庫県立神戸工業高等学校 校長)

 日ごろからボクシング競技の振興並びに発展について様々な形でご支援・ご協力をいただいている全国加盟校の先生方、指導者の皆様、また陰日向で生徒たちを支えていただいている保護者の皆様など関係各位に深く感謝申し上げます。今年度より全国高体連ボクシング専門部の部長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年度も長引くコロナ禍の中で「躍動の青い力 四国総体2022」が実施され、生徒たちが日ごろの努力を遺憾なく発揮できる大会となりました。高知県南国市で行われたボクシング競技は、制限付きではありましたが観客を入れて開催し、全国から集った高校生による熱戦が繰り広げられました。全日本女子ジュニア選手権大会は北海道紋別市で、また全国高校選抜大会兼JOCカップは鹿児島県阿久根市で開催され、コロナ禍の前の状態に少しずつ戻り高校生の活躍の場が確保されました。それぞれの大会開催地を中心とした関係者の皆様、お力添えいただいた日本ボクシング連盟並びに全国高等学校体育連盟の皆様にはあらためて感謝申し上げます。
 今年度の5月連休明けから、コロナウイルス感染症が2類から5類へと引き下げられ、やっと出口が見えたことに関係者一同肩の荷が少し下りた気がしています。7月終わりから8月にかけて札幌で開催される全国総体に向けての準備は整いつつあり、順次実施される各都道府県・各ブロック大会に熱い視線が注がれています。また、今年度は女子選手の活躍の場を広げるため女子エキシビションを開催する予定です。
 昨年度、高知総体で優勝した男子高校生と紋別女子大会で優勝した女子高校生がスペインのアリカンテで実施された世界ユース選手権大会に出場し、男子54kgで金メダル、51kgで銅メダル、また、女子52kgは銅メダルを獲得し高校生が活躍し続けています。そして、平成28 年の広島総体で優勝した選手は、女子世界選手権2023で銅メダルを獲得するなど高校を卒業した後も活躍の場を広げています。高体連ボクシング専門部としては世界に有能な人材を排出しており何にも増して得難い喜びであります。
 ご覧いただいている本専門部のHPですが、担当する先生方の尽力で、大会情報、専門部からのお知らせなど、本専門部の活動や取組に関する盛りだくさんな情報発信に加え、加盟申請・大会結果等の報告・広告協賛申込等のための各種様式がダウンロードできます。また、広報誌「辛夷」の特集記事も閲覧できるなど、本専門部と全国加盟校の指導者や生徒、関係者の皆様との橋渡しとなるポータルサイトとしての役割も充実させており、今後もより使いやすくリニューアルしていく予定です。そこで、このHP等をとおして本専門部に対する忌憚のないご意見やご提案をお寄せいただければ幸いに存じます。
 結びに、本専門部の発展のためにご尽力いただいております関係者の皆様に衷心より感謝申し上げ、専門部長のあいさつといたします。

行事予定

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規約・規定集

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(公財)全国高等学校体育連盟
ボクシング専門部規約

第一章 名称および事務局

第1条
本専門部は、(公財)全国高等学校体育連盟ボクシング専門部と称する。
第2条
本専門部の事務局は、原則として部長在任の学校に置くものとする。

第二章  目   的

第3条
本専門部は、(公財)全国高等学校体育連盟(以下、全国高体連と略称する)の規約に基づき関係団体と提携し、高等学校におけるボクシングの普及発展を図り、高校生の心身の健全な発達に寄与することを目的とする。

第三章  事   業

第4条
本専門部は、前条の目的を達成するために次のことを行う。
  • 1.全国大会の開催に関する審議ならびに執行
  • 2.高等学校のボクシングに関する調査・研究
  • 3.関係団体との連絡
  • 4.その他、本専門部の目的達成に必要な事項

第四章  組   織

第5条
本専門部は全国高体連規約第6条によって組織する。
第6条
本専門部は、各都道府県高体連ボクシング専門部をもって組織する。

第五章  役   員

第7条
本専門部に次の役員を置く。
  • 1.部長
  • 2.副部長(東・中・西の各ブロックから)
  • 3.委員長・副委員長 各1名
  • 4.事務局長・事務局次長 各1名
  • 5.常任委員 各ブロック2名以内
  • 6.学識経験の常任委員 若干名
  • 7.委員 各都道府県専門委員長
  • 8.監事 (常任委員より1名、全国委員より1名)
  • 9.顧問 若干名
第8条
部長及び副部長は、常任委員会で推薦し、全国委員会で承認を得る。
  • 1.部長は、専門部を代表し会務を総括する。
  • 2.副部長は、部長を補佐し、部長に事故あるときは職務を代行する。
第9条
顧問は、全国委員会の承認を得て部長が委嘱し、本専門部の重要事項について諮問に応じる。
第10条
監事は、全国委員会の承認を得て部長が委嘱し、会計を監査する。
第11条
委員長と事務局長は、常任委員の互選とし、全国委員会で承認を得る。
  • 1.委員長は、部長とともに全ての対外的な交渉を行う。
  • 2.事務局長は、本専門部の事務を処理し、関係団体との連絡を図る。
第12条
副委員長と事務局次長は、常任委員の互選とし、全国委員会で承認を得る。
  • 1.副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故ある時は職務を代行する。
  • 2.事務局次長は、事務局長を補佐し、事務局長に事故ある時は職務を代行する。
第13条
常任委員は、全国高体連地域ブロックより各2名以内を選出する。
  • 1.委員長・常任委員を選出した都道府県からは、別に1名の委員を補充することができる。
  • 2.学識経験の常任委員は、委員長経験者の中から、全国委員会の承認を得て、部長が委嘱する。
第14条
全国委員は、第7条・7項の役員をもってあて、全国委員会の議決権を有する。
第15条
役員の任期は、2年とる。但し再任を妨げない。
  • 1.部長の任期は、5期までとする。
  • 2.委員長・事務局長・常任委員の定年は原則として60歳とする。
  • 3.部長が任期途中で退任した場合は、副部長の中から互選し、副部長も任期途中で 退任した場合は委員長が代行する。但し、代行によって就任した役員の任期は前任者の残任期間とする。

第六章   会   議

第16条
本専門部の会議は、全国委員会・常任委員会とする。
第17条
全国委員会は、本専門部最高の議決機関で、部長が招集し専門部の重要事項を審議決定する。
  • 1.全国委員会は、第7条の役員をもって構成する。
  • 2.全国委員会の議長は部長とし、部長不在の時は副部長、常任委員の中から選出する。
  • 3.全国委員会の定足数は3分の2以上とする。但し、書面による委任状は出席として扱う。
  • 4.全国委員会の議事は、出席者の過半数によって決し、賛否同数の場合は議長が決する。
  • 5.全国委員会は年1回以上、開催しなければならない。
第18条
常任委員会は、部長が招集し、全国委員会の議題作成等の会務を処理する。
  • 1.議長は部長とし、部長不在の時は副部長、常任委員の中から選出する。
  • 2.常任委員会の定足数は3分の2以上とする。但し書面による委任状は出席として扱う。
  • 3.常任委員会の議事は、出席者の過半数によって決し、賛否同数の場合は議長が決する。

第七章  各種委員会

第19条
第4条の事業を実施するため、本専門部に下記の各種委員会を設置する。
  • 1.各種委員会は広報、調査・研究、普及、強化の4委員会とし業務は別に定める。
  • 2.各種委員会は常任委員、全国委員によって構成し構成員の互選によりそれぞれ委員長・副委員長各1名を置く。
  • 3.特に必要な場合は特別委員会を設置することができる。
第20条
各種委員会の業務は、おおむね下記のとおりとする。
  • 1.広報委員会:機関誌「辛夷 こぶし」の発行、名簿作成等に関すること。
  • 2.調査・研究:審判技術の向上、競技規則の研究、審判員の構成、ボクシングに関する調査、諸外国の情報収集。
  • 3.普及委員会:競技人口の拡大、都道府県高体連専門部への加盟促進など。
  • 4.強化委員会:指導者の育成、選手強化の方法や研究、選手の健康管理に関する事など。
  • 5.特別委員会については、設置時に規定するものとする。

第八章  会   計

第21条
本専門部の経費は、全国高体連からの補助金・各都道府県の負担金及びその他の収入をもってこれに充てる。
第22条
本専門部の予算は、全国委員会の承認を得ることを要し、決算は監事の監査を経て全国委員会の承認を得なければならない。
第23条
本専門部の会計年度は、4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わる。

第九章  附   則

第24条
本規約は、全国委員会の議決により変更することができる。
◎昭和62年8月2日から施行する
◎平成3年8月1日第7条、17条、18条を改正する。(事務局次長を置く、等)
◎平成5年8月1日第7条、12条、15条を改正する。
 (役員の任期及び定年制の導入、等)
◎平成10年8月1日第7条3項を改正する(副委員長を置く)
◎平成13年8月1日一部改正(規約文書の訂正)
◎平成14年8月1日一部改正(各種委員会主任を委員長に呼称変更)
            (負担金の徴収方法の変更について)
◎平成18年8月1日一部改正(負担金の金額)
◎平成22年8月1日一部改正(各種委員会、総務委員会の廃止)
◎平成26年4月1日一部改正(学校登録制の導入)

加盟校一覧

2023年度学校登録一覧(内容を開く)
2022年度学校登録一覧(内容を開く)

お問い合わせ先

公益財団法人 全国高等学校体育連盟 ボクシング専門部
事務局次長 藤﨑 昭典
勤務先 〒790-0021
愛媛県松山市真砂町1 愛媛県立松山工業高等学校
TEL 089-931-8195

E-mail:
令和3年4月よりメールアドレスが変更となりました。